再受験日記~ある京大生による医学部再受験の記録
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化学参考書
2007年04月13日 (金) 22:09 | 編集
【実戦 化学Ⅰ・Ⅱ重要問題集】
定番の問題集。
緑とオレンジのカラーリングが特徴的。
大学の入試問題を数多く収録。
基礎的なA問題と発展的なB問題に分かれている。
解説もわりと丁寧で使いやすい。
重要事項のまとめもコンパクト。
高校で買わされる人も多いと思う。
筆者の場合は高2の終わりに学校で購入。
教科書レベルをマスターしていれば無理なく使える。
はっきり言って大学入試はこれだけで十分である。



【化学Ⅰ・Ⅱの新演習】
かなり高レベルな問題集。
化学を完璧にしたい人向け。
★、★★、★★★と問題の難度が三段階表示されている。
非常に詳しく高度な解説。
ただし紙面が白黒なので少し見にくいかもしれない。
これをやりこめば相当な自信がつくはず。



【化学Ⅰ・Ⅱの新研究】
問題集ではない。
教科書の内容をさらに深く大学レベルの知識を用いて解説。
最新の話題を取り扱ったコラム多数。
全部で700ページほど。
これを買えば教科書は捨ててしまってもいい。
基本的には辞書代わりに用いる。
普段の学習で疑問に思ったことがあればこれで調べるとよい。
通読は時間がある人向け。
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物理の参考書
2007年04月13日 (金) 21:41 | 編集
【物理のエッセンス】
物理参考書の定番。
基礎固めに最適。
しかしながら、1から丁寧に、と言うわけではないので注意が必要。
最低でも教科書レベルの理解が必要ではないだろうか。
とくに力学と電磁気がよかったように思う。
電位による解法はいろいろと応用できる。
この本さえマスターすればセンターはほぼ確実に満点が狙えるようになるはず。
量は多くないので早めに完成させたい。
最低でも2周はしたいところ。

【名問の森】
入試標準問題集。
エッセンスと対応している。
解説は丁寧。
各大学の入試問題の一部を改題したりして基礎から程度のやや高い問題まで約120問出題。
微積はほとんど用いない。
これを極めればほとんど全ての大学・学部で合格点以上の点数を獲得できる。
全て理解できるまでやって欲しい。

【難問題の系統とその解き方】
標準~やや難レベル。
名問の森よりもスケールの大きい問題が多い。
物理が得意な人向け。
名問だけでは飽き足らないという人にも。
紙面は完全に白黒でやや見にくい。
ところどころで最低限の微積が登場。
例題と演習題があるが演習題は解説がいまいちなので例題だけやるとよい。
それで十分である。
入学行事などなど
2007年04月07日 (土) 00:43 | 編集
ネット開通しました。
引越しがこんなにも大変だとは思わなんだ。

昨日が入学式。
今日はクラスでの集まりなど。
合格者の中にもこのブログを知ってる人が何人かいて、話しかけてくれました。
自己紹介で京大辞めてきましたって言ったらそりゃ気づくよねw
再受験者も結構いました。
バックグラウンドは様々です。

明日は既修得単位認定試験があります。
試験と言ってもおそらく軽い面接程度。
ここで何単位か認められるとグッと楽になります。


というわけで皆さんの役に立つかはわかりませんが、そろそろ参考書や勉強法紹介の方に取り掛かろうかなと思っています。
受験記後編
2007年03月28日 (水) 00:32 | 編集
9月
学内に再受験生の仲間を発見
やる気を取り戻す
(10月半ばから会ってないけど彼はどうなっただろうか・・・)

しばらく数学・英語の基礎を固め直すことに
かなりのハイペースで1対1を進める
受験直前と並んで今までで一番勉強した時期かもしれない

数学 1対1 1周目完了
英語 基礎英文問題精講、ドラゴンイングリッシュ開始 ドラゴンイングリッシュ1周目完了
物理 なし
化学 なし


10月
後期開始
卒業単位は卒論を除き全て揃ったので授業は受けず受験に集中

模試×3
記述模試は微妙な出来
やはり数学の単純ミスが目立つ
マークは9割強で順調

勉強ペースはややダウン↓
就職セミナーなどが盛んに行われるこの時期
再び就職活動が気になり始める

数学 やさ理開始
英語 DUO3周目(英訳) 大矢開始 基礎英文1周目・Dイングリッシュ2周目・大矢1周目完了 
物理 エッセンス2周目完了 難系開始
化学 新演習開始 


11月
東大模試×3
就職イベントあり

10月からの模試ラッシュはきつかった
数学は良かったり悪かったり
最後の代ゼミ東大プレでは得意なはずの化学で信じられない点を取ってしまう
英語はかなり伸びてきた
数学:△~○、理科:○、英語:△
結局自信を持って突撃するには今ひとつ足りない出来


勉強ペースはさらにダウン↓↓
予定から大幅に遅れてしまう

数学 やさ理1周目
英語 DUO3周目(英訳) 基礎英文1周目完了
物理 難系1周目
化学 新演習1周目


12月
模試ラッシュ終了後しばらく休養を取ることに
就職イベントにもちょこっと顔を出したりする

中盤からようやくやる気を取り戻す
年末は実家へ帰省して勉強
何もせずとも食事の出てくる実家はありがたい

数学 新数学演習再開 やさ理1周目完了 
英語 DUO3周目(英訳)完了 キムタツ再開 EJ開始
物理 難系1周目完了 PJ(旬報のみ)開始
化学 新演習1周目完了 新研究(通読)・CJ(旬報のみ)開始


2007年
1月

センター試験
会場は京都、大谷大学
センター対策はほとんどせず本番へ・・・

そして結果は大失敗
マーク模試が順調だったせいで舐めすぎました

会場ではなんと同じ学部の知り合いに再会
聞けば彼も医学部再受験だとか(無事合格した模様)

センター結果
英語 173/200 m9(^Д^)
リス  48/50
数①  84/100 (´・ω・`)
数②  98/100
国語 158/200 (´・ω・`)
物理 100/100
化学 100/100
地理  78/100 (´・ω・`)
合計 794.8/900(791/900)

英語も国語も数学も9割切ったこと無かったのに・・・
他失敗多数
まあ、本番とはこんなものか


センターリサーチによると理三前期はD~E判定
後期(英数理1)は確実に脚きり
再受験で後が無いのでしばらく考えてリサーチ前期C、後期B判定の九大医に志望変更

気持ちは比較的すぐ切り替えられた
出願手続きにやや手間取る

ちなみに現役時(2004)は
英語 181/200
数① 100/100
数②  68/100
国語 180/200
物理  92/100
化学  79/100
地理  88/100
現社  92/100
合計 792/900
でした

数学 新数学演習9割で中断 これだけ70-1周目開始
英語 基礎英作1周目・長文700 1周目開始 EJ完了 キムタツ中断
物理 PJ中断 名問の森2周目開始
化学 CJ中断 新研究(通読)


2月
9月と並ぶ勉強量
プレッシャー、ストレスと戦いながら最後の仕上げ
九大過去OPは軒並み合格点越えでかなり好感触
合格への自信を持つ

数学 九大OP これだ70-1周目完了 他:見直し  
英語 九大OP 基礎英作2周目、長文700-1周目完了 他:見直し
物理 九大OP 名問の森2周目完了
化学 九大OP 他:新演習(高分子)、新研究など


二次試験

24日:前日
この日は移動日
夕方福岡到着
ホテルに荷物を置き会場の下見に行く
時間が遅かったためか誰もおらず少し寂しい思いをすることに
夕食はコンビニ弁当
英作文の復習を軽くして1時ごろ就寝



25日:前期第1日目
7時起床
ひどい吐き気に襲われる
しかし糖質はしっかり補給しておかなければ
おにぎり、パン、バナナ、栄養ドリンクをなんとか胃に詰め込む
徒歩で会場まで移動

9:30試験場到着
教室には直前まで入れず
廊下には受験生の列
こいつらがライバルか・・・
周囲の人間を観察しながら待つ


10:00英語開始
問題冊子をパラパラとめくる
傾向の変わった前年と違い例年通りの出題形式
英作は和訳と自由英作文
パッと見、目標点は160点といったところか?
演習時と同じく読解から順に解く
やはり本番は慎重になり、いつものようなハイペースでは解けず
結局残り3分で英作文を書き終える
読解を見直し細かいところを訂正
そして終了

ここで気づく
「うわ、最後のヤツ訂正する前が正しい答だった・・・」
「あ、ここも間違えてる・・・何でこんな初歩的なミスを・・・」
回収されていく答案を為す術もなく見送る



昼休み
英語をざっと見直しカロリーメイト、バナナ、ゼリーの軽い昼食をとる
英語のミスの失点を見積もりながら、次の数学のまとめノートを軽く確認
13:30に再び試験室を追い出され再度入室



14:00数学開始
まずは問題を眺める
大問5の後半が気になるが他はどの問題も典型題
これならいけそう
大問1から順に進める

大問1は微積の問題
出てきた解答は直感どおりのものに
計算に少し時間を食ってしまったが自信を持って大問2へ

大問2は行列と極限の融合問題
ありがちな問題で瞬殺

大問3はベクトルと体積
これも典型題
解答がややごちゃごちゃした式になり若干不安を覚えつつ大問4の確率へ

大問4は完全な数え上げ問題
少し戸惑うが全ての場合を書き出し終了
数学も全体的に慎重になり過ぎ、この時点で残り20分

大問5の三角関数と整数の融合問題に進む
(1)は基本的な出題
(2)で躊躇
時間に追われ適当な証明をして(3)へ
式を少し書いて立ち止まったところで試験終了
まあ、合格には問題ない点数か?


一日目を終えちょっぴり解放された気分でホテルに戻る
気になる部分を計算し直して間違いがないことを確認
夕食はまたコンビニ弁当
そして有機と電磁気の確認
なかなか寝付けず2時半就寝


26日:前期第2日目
早くに目が覚めてしまい6時前起床
睡眠時間は3時間強
まだ吐き気あり
最悪のコンディション
朝食はバナナとパンとゼリー
なんとか詰め込むが少し戻してしまう
荷物をまとめ、チェックアウトを済ませる
前日より少し遅めに会場到着

10:00理科開始
まずは問題を眺める
とくに難しそうな問題は見当たらない
とりあえずいつもどおり物理から解く
力学と熱力学で1問ずつ躓いた以外はスムーズに進み70分で完答
化学はほとんど躓くことなく75分で完答
物理に戻り見直しをしたところで終了
理科も問題なしかな?


これで二次試験も終了
久々の解放感を味わいながら試験室を出る
大学の出口で解答速報を受け取るがここではまだ見ない
もう少しこのいい気分のままでいたかった

ホテルのロビーに到着
荷物を受け取り、ソファに腰をおろし、いざ解答確認

英語…やはり間違っている
くそぅ…こんな間違いで-15かよ…
数学は…えーと…ん?確率の値が違う!?
って、しまったあああああああああああサイコロに7の目と8の目を作ってしまったああああああああ
方針は合ってるけど何点引かれるだろう…-20?
あれ?よく見たらベクトルの内積の正負が逆?
最終的な答えは合ってるけど…これも減点だよな…-10?

少し落ち込みつつ友達の迎えを待つ
ロビーでおばあさんに話しかけられそのまま会話を続ける
身の上話をしながらお菓子などを頂く
旦那さんも九大の薬学出身だそうで

それから1時間ほどして友達が現われる
礼をしておばあさんと別れ天神へ
ラーメンをおごってもらい友人宅に宿泊


翌日、予備校のHPで理科の解答を確認

物理:3問間違えたがこれならまずまず
化学:3問続きの問題でうっかりミス発覚
さらに単純な筆算の間違いで-5
その答えを利用する問題も当然×で-5
計-20くらい?

この時点で相当落ち込む
友達のなんともいえないリアクション

これで落ちてても文句は言えまい…

それから車でいろいろ市内を巡り、翌日実家に戻る



3月

もどかしい期間
意味もなく自己採点を繰り返し不安なまま合格発表を待つ
後期の勉強はまったく手に付かず
流れる時の遅さを感じながら実家でだらだら過ごす

そして8日
合格発表の日
ついにこの日が来た
結果はどうあれ一つの区切りを迎えるのだ

11時掲示板発表だが直接見には行かなかった
11時30分頃ネットでも発表開始

この先に結果が…
恐る恐るリンクをクリックしていく
じわじわと近づいていく感覚
番号一覧へたどり着く

そして、自分の番号を探す











…あった!
自分の番号が目に飛び込んでくる

受かった…んだよな?
間違いないよな?


一年間の努力が報われた瞬間だった
涙は出なかった
うれしいというよりはほっとした気分

家族にも番号を確認してもらい合格を実感
友達からも祝福の言葉を貰う

その夜は再受験の件について事後報告となってしまった父親と口喧嘩をしたり
あまり後味のいいものとはならなかったけれど…
しかし、試験のことを考えず安心して寝られる久しぶりの夜だった

翌日郵便で入学関連書類が届き、再度合格を実感
すぐに住居探しに福岡へ向かう


後はいろんな手続きを済ませたり、遊んだり、入学までの時間を慌しく過ごす
退学の件で挨拶に行った研究室の先生や学部長には祝福の言葉をいただいた




離れるとなれば名残惜しい京都、そして京大
新たな生活の地、福岡への期待





というわけで、志望校の変更などはあったものの一応

再受験成功



合格通知

受験記前編
2007年03月19日 (月) 01:42 | 編集
1年分

数学


これが1年分の勉強量。
B5コピー用紙×900枚強。
多かったのか少なかったのか・・・。

医学部を目指し始めたきっかけまで含め、再受験生活を振り返ってみます。

2005年
8月

夏休みの集中講義(全学共通教育科目:「医工学入門」)を受け再生医療に興味を持つ
コース選択は生物系に進むことを決意
この授業を受けたのは出席だけで単位が来るという安易な理由から(笑)


9月
大学で受ける生物学の入門用に「エッセンシャル細胞生物学」を購入
このとき一度医学部再受験がちらつくがここでは実行に移さず
とりあえず生物を勉強してみて考えよう


10月~
生物系の授業を受けつつエッセンシャルで勉強



2006年
1月

授業⇒試験期間



2月
前半で試験期間終了
春休みで暇になり将来の事をいろいろ考える時間ができる
その結果、医学部再受験を決意
そしてついに受験勉強開始

数学 友達から借りた河合塾のテキストα、プラチカⅢC
英語 基礎英文~と間違えて買った英文標準問題精講、英作文のトレーニング
物理 名問の森
化学 重要問題集


このころは一日多くて6時間程度
全く勉強しない日も多かった

月末に1週間ほど東京の友達のところに遊びに行き東大などを見学
「東大の環境いいなぁ・・・」
ということで理三に惹かれる


3月
引き続き2月の内容と量で勉強
大阪の駿台東大コースに通っていた友達が京都に遊びに来る
いろいろと話を聞いた結果、実力が届かないこともなさそうだと判断
ここで理三志望ほぼ確定
河合テキスト、名問の森、1周目完了



4月
新学期スタート
大学の授業もそれなりに登録
受験勉強に割く時間減↓
当初の勉強計画からはかなり遅れてしまう

数学 河合テキスト2周目 プラチカ30%で中止
英語 DUO、ネクステ開始  英標、英作30%で中止
物理 なし
化学 重要問題集1周目完了


5月
前半から少しだれてしまう
駿台全国判定模試を受験
3年ぶりの模試は全体としてはいまひとつな出来
理科はまずまず
英語の勉強不足と数学1問丸々間違えたのが響いたか

勉強時間は4月と同程度
後半から図書館通い開始

数学 河合テキスト2周目完了、新数学演習開始
英語 DUO、ネクステ1周目完了 ビジュアル英文解釈開始
物理 物理のエッセンス開始
化学 重要問題集2周目


6月
駿台全国模試受験
数学で単純ミス連発、あえなく撃沈
英語も微妙
相変わらず理科は順調

ここにきてもあまりペースは上がらず
後半は精神的に参ってしまい1週間ほどお休み

数学 河合テキスト3周目 新数学演習
英語 DUO、ネクステ2周目 ビジュアル
物理 物理のエッセンス
化学 重要問題集2周目


7月
大学の試験期間のためあまり勉強できず
いつの間にか図書館も行かなくなる

代ゼミ東大プレや全国センター模試受験
センター模試は上位ランクインでまずまずの出来
東大型英語の時間の厳しさを思い知る
問題形式にも慣れていく必要アリ
数学△、理科○、英語×

新数演はレベルが自分に合っていないと感じ1対1に戻ることにする
そしてテスト終了の開放感からやる気が著しく低下してしまう↓

数学 河合テキスト3周目(一応)完了 1対1開始 新数学演習50%で中断
英語 DUO2周目、ビジュアル英文解釈1周目完了 ネクステ2周目中断 東大系英語にちょこっと手をつける
物理 物理のエッセンス1周目完了
化学 重要問題集2周目中断


8月
受験の天王山と呼ばれる8月突入
しかし、就活の準備を始める同級生を見てこのまま再受験を続けるべきか迷いが生じてしまう
そのため全く身が入らなくなり勉強時間はほとんど0

現実逃避で友達と遊びに行ったり、帰省したりして過ごす
親とも今後のことについて話してみた

結果、東大模試も京大模試もぼろぼろ

…どうなる再受験!?


後編に続く
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